甲州街道(2)
甲州街道2回目で、前回終了した京王線千歳烏山駅よりスタート。
しばらくは旧道沿いに進むが、すぐに国道20号線に合流することとなる。上高井戸宿の次の宿場は布田五ケ宿と呼ばれ。国領。下布田、上布田、下石原、上石原の5つの合宿であり、いずれも小規模なもので本陣や脇本陣もなかったとのことである。
国領からはまた国道20号線から離れて旧道を進む。
調布付近では水木しげるが住んでいた所とのことで、いろいろな所にゲゲゲの鬼太郎などの像があったりイラストが描かれている。写真は調布駅近くの駐輪場の外壁。
下石原に近づくと、少しずつ旧家も増えるが、下の写真のように、長い黒塀に囲まれた屋敷もあった。国道から外れているためかのどかな感じとなってくる。
上石原は新選組の近藤勇の生誕地とのことで下の写真ののぼりが多くたてられているが、ゆかりの建物なども無いようで、生誕の地としてのアピール力は少ないと感じた。
上石原を越え府中宿に至ると高札場が残っている。地方に行くと残っていることは多いが、このように東京から近いところに残っているのは珍しい。
高札場の向かい側には蔵造の酒屋があり、かなり古い建物のようだ。このあたりは国道から外れているためか、旧街道の雰囲気を残している。
この日はJR南武線の矢川駅から帰宅。25,000歩。(2019年11月19日)