7.電子ファイルとファイリング |
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これまで hi-ho.ne.jp で公開していた「ファイリングの部屋」を、この新しいドメイン(filingroom..jp)にもコピーしました。不要と思われるページは削除していますが、内容はそのままです。
従来のアドレスにも、当面は残しておきますが、できるだけこちらを利用していただければ幸いです。
このホームページでも基本的には書類の電子保存を勧めていますが、電子保存が万能でないことは、「電子ファイルの落とし穴」でも触れています。ここではもう一歩勧めて、検討してみました。 いろいろとデータを探していると、About.comに面白いページがありました。このページは、電子化した書類をCD−Rに記録して保存することをベースにしています。ここで挙げられている項目(以下の文中のこの色の部分)に、いくつかのコメントをつけてみました。(このページは残念ながら削除されたようです) |
コピーは2つ取る | |||||||||||||||||||
CD−Rを床に落とし、椅子でこれを踏みつけると簡単にデータは無くなってしまいます。重要なデータはこのような事故を避けるために、保存用と活用用の2つのコピーを取るべきです。 コピーしたものは万が一の災害にそなえて、できれば別の場所に保管したいものです。 |
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レーベル面を大切に | |||||||||||||||||||
文字などを書く場合、CDのレーベル面(文字などが書いてある方の面)には、ボールペンなどの硬いものを使用せず、フエルトペンを使用しなければなりません。これはCD−Rの色素層(データ記録層)をキズつけないためです。 またラベルなどを貼ると、その接着剤が時間とともに劣化し、はがれる時に、色素層をはがしてしまう可能性があります。 |
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業界標準フォーマットを使用する | |||||||||||||||||||
大切なデータそのものは長期間保存できても、コンピュータ環境が変化し、そのファイルを利用できなくなる可能性があります。
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データの複製を適当な時期に行う | |||||||||||||||||||
コンピュータだけでなく、記録媒体も進歩が激しいため、メディアが時代遅れにならないように、適当な時期にコピーを取り、データのリフレッシュを図るべきです。 | |||||||||||||||||||
紙のコピーも保存する | |||||||||||||||||||
紙は古いタイプの保存形式ですが、さまざまなメリットがあります。オリジナルの紙は、廃棄が必要なとき以外は残すべきです。 せっかく紙を減らすために電子化しているのに、これを残すというのは少し疑問です。ただ、日常的に参照するような書類は、紙で残したほうが便利でしょう。 |
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メディアの保管には、専用の耐火金庫で |
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重要な書類は金庫に保管しておけば、火災に遭ったときでも色が多少茶色くなる場合もありますが、十分使用に耐えます。この感覚で、記録メディアを耐火金庫に保管すると、問題が生じます。記録媒体はほとんどがプラスチックでできており、紙では全く問題のない200度程度の温度でも、融けたり変形して読み出すことができなくなります。記録メディアの保存には、専用の耐火金庫を使う必要があります。 |
| Topページ |
0.はじめに | 1.情報の記録 | 2.増加する書類
| 3.作成から廃棄まで |
| 4.書類の整理 | 5.書類の電子化 | 6.電子化書類の活用
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7.電子ファイルとファイリング | 8.LANの活用と問題点
| 9.ファイリング意識の向上 |
| 10.ファイリングを考慮した書類の作成 | 11.マネジメントシステム
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| 12.リスク管理 | 13.ファイリングに関する動き
| 14.付録 | 15.編集雑記 |
Updated on 2013/09/28